私が日本茶インストラクターになりたかったのは 自分の仕事が日本茶の販売で、そのスキルアップのためでした。
平成12年に試験対策のために1度 通信教育をうけたんですが範囲の広さと内容の専門性にレポートを提出するだけで精一杯で 受験そのものまではたどり着けませんでした。
その後、うちの会社に一人しかいなかったインストラクターも、14年、15年と2人づつ合格して5人になってたんです。
社内での自分の存在感がいろんな意味で薄れていることを その頃は痛感していたので、インストラクター試験にチャレンジし落ちることは、いろんな意味で私にはマイナスになることは、明らかでした。そのリスクを前に一度は日本茶インストラクターそのものをあきらめたのです。
日本茶インストラクターがだめならばと、昨年、東京の中国茶の専門店が主催するインストラクターコースを受講しました。
受講すれば 取れるコースとはいわれていたけれど、講習内容の難度の高さについていくのがやっと。なによりも参加している仲間のレベルと意識の高さにびっくり、と同時に 同世代ながらアクティブな考え方に触発されました。
そして なにより「お茶」のもつ魅力にとりつかれたのです。お茶の勉強は自分のライフワークだと気づかされました。
中国茶の受講仲間に 日本茶インストラクターの受験をためらっていることをはなしたとき
「まだ、まだいけるから やらなくっちゃ。」
ってはっぱをかけられ、チャレンジを決意。なにしろ、彼女たちは現役の日本茶インストラクターや紅茶インストラクターだったのです。通信教育を いま一度受け、そして今回のチャレンジ。
結果、受験を考えてから実際受験するまでの期間はながかったけど、試験そのものは一回で合格することができました。
お茶のなかで 一番美味しいのは日本の煎茶だなとあらためて思う今日この頃です。でも、魅力的なのは中国茶の方かな。今の私には、どちらも優劣つけがたいものになってるんです。
これから日本茶インストラクタ-試験にチャレンジするひとに アドバイスをするならば・・・
「お茶」をすきになってください。
お茶のすべてを知りたいという意欲をもっていますか??もっていなければこの広くて深い出題範囲の前に屈しちゃうと思うんです。
単なる資格をとるためのためのチャレンジでは つらくなるだけです。
具体的には とにかく日本茶インストラクター協会の通信教育をうけましょう。、その教本の隅々を頭に入れること。1次試験の内容について、通信教育テキスト外の出題もあったのですが、9割は通信教育のテキストからでてると思うんです。
レポートは模擬試験の要素もあるけれど、問題にだされた5択の内容は数字も含めて正しいものを完璧に暗記しておくこと。残念ながら 茶丸は 教本のすべてを暗記したのではなく、(時間がなかったので)今年の通信教育のレポート、12年の通信教育のレポートでだされた問題のすべてを 教本とつき合わせて暗記しました。あら、それだけで大丈夫なの??と思われると困るのですが・・・。先ほども書いたとおり、日本茶の販売の仕事についておりましたし、中国茶という分野が違っても共通性があるものの勉強もし、本もよんでいたので下地はあったのかなと思います。そういう基礎が弱い人は、もう、テキスト内容を全て頭に入れるしかないんじゃないかな。基礎づくりとしては、日本茶や中国茶、紅茶のおみせやさんでやっている「淹れ方教室」にいって 生のお茶に触れ手見ることをおすすめします。まあ、インストラクター試験を受けてみようかと思うくらいの方は、その辺はすでに経験済みだとは思うのですが・・・
試験勉強を本格的にはじめたのは 試験前3ヶ月前の8月から。中国茶の講習会の為に上京したときの新幹線の中、東京のカフェ/地元のカフェの机が勉強の場所でした。自宅の机、店の事務所の机で教本を開くとドット睡魔が襲ってきてだめだったから。
紅茶のお店で勉強していたとき だされた紅茶ポットにかぶせられていた「ティーコジ-」も試験にでて思わず苦笑い。それ以上に 中国の茶市場のこと、中国茶の淹れかた、歴史のことも出題されて自分がいま勉強していることもでてラッキーでした。
1次試験の数日前にあった、中国茶インストラクターコースの講習会で「お茶の化学と成分」をやったんです。これまさしく、日本茶の試験の範囲でもあったんですよね~。日本茶も中国茶ももとは同じカメリアシネンシスだもんね~
紅茶や中国茶関連の出題に かなり批判がでていたけど、現在の日本の茶業界の現状としては、中国から目をそらすのはできないと思うんです。
なによりも 日本のお茶 「喫茶」は中国から伝来したものである以上中国抜きで 日本茶は語れないとおもうので、今回、紅茶とともに 中国茶関連のことが出題されたのは 必然のことだとおもうんです。
ですので、自分で勝手に出題範囲をしぼらないこと。
日本茶の試験であって、「お茶」の試験じゃないから、中国茶や紅茶のことを出題範囲にするのはおかしいて言う意見あるけど、ホントに触りの部分しか出題されないし、紅茶や中国茶を普段リーフで入れている人たちだったら、本格的に勉強してなくてもしっている基本の部分だし、教材にものってるんだから 知っておくべきなんじゃないかな、と思うんですよね。
1次試験は車の免許の試験みたいに「引っ掛け」的な問題が結構あります。でも 引っ掛けられてしまうのは、その部分に 自分側に知識の裏づけの弱さがあるからで きちんとした知識の基盤があればまず問題はないとおもうんです。まあ、正解が発表されないので、未だに不明なところはあるんですが・・
2次試験は、事前講習会にかならずいくことと、鑑定用のお茶を追加で買って 体で覚えること。いろんなお茶やさんから お茶買ってきて仕上茶の外観の鑑定練習、内質の鑑定練習をするのがいいと思います。私自身、自分の店のお茶だけではなく、よそのお茶屋サンからも購入して練習しました。
あとは、当日いかに体調をベストにもっていけるかということかな。私の場合は軽く風邪をひいての鑑定試験だったから、嗅覚なしの状態だったおかげでかなり苦戦しました。
内質、外質鑑定はあまりいい成績ではなかったけど、茶種判定とインストラクションは完璧だったと思うんです。自分の得意分野でパーフェクトをめざすこと、これはどんな試験でも言われることなんですが、2次試験の対策のポイントかな。
試験合格の為の裏テクは色々ありますが、結局は 通信教育のテキストの完全マスターと2次試験の事前講習会への参加を前提にしてますから、合格に即結びつくものではないですね (^^:ゞ
身近に合格者がいたら 是非話を聞いてみてください。実戦に役立つこともさることながら、精神面でも助けになるとおもいますよ。
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