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2012年10月15日 (月曜日)

舞台『樹海 -SEA of THE TREE-』をみました ~ ちょっとネタバレしています。

 カテゴリーで NACS関連にまとめちゃったけど、NACSではないです。

 TEAM NACSが所属しているCUEの会長でもある鈴井貴之氏演出の舞台の感想です。

 舞台って 空間的に制約があるので、いかに 観客の感性に訴えることができるかが勝負だなって思うのです。それゆえ、舞台は お映画やテレビのようなリアルな映像を用いられないことを補いそれを超えて 訴えてくるものがあるのです。送り手側はもちろん、受け取り手側にもそれなりの覚悟と緊張感を強いてくるのであります。

 最近、その面白さに 目覚めてしまってのめりこんでいるんです。私・・・

 きっかけは TEAM NACSの「WARRIOR」で、階段舞台のみで戦場の臨場感を再現した森崎マジックにはまったこと。もちろん 役者さんであるNACSの魅力もあったけど、それまで 知らなかった「お芝居」の世界に興味をもっちゃったんですよ。

 前段が長くなったな。

 すいません。

 今回の鈴井さんの舞台は、『正統派のお芝居』ということで、NACS抜きなのである意味では そのお芝居のそのもを純粋に鑑賞できたものでした。

( というのは、ほんと NACSが出ちゃうと、目が彼らを追っちゃって 舞台全体、お芝居全体を見てないことがあったもんで・・・)

 舞台『樹海 -SEA of THE TREE-』は、結局 3回観ました。

 受け手である私の問題で、一回では理解できないことが結構あって、同じ日にもう一回みたんですよ。そうしたら、前に背が高い人が座って、前の方の席だったにもかかわらず、見えなかったんです。

 不満がのこったんで、翌日 後ろの方の席でしたが、もう一回観ました。おかげさまで 前の方が小柄なこともあり、センタ―だったこともあり、しっかり観れて満足。

 衝撃を受けたのは もちろん岡田さんの告白や、井之上さんのエピソードのオチがあったから初回だったけど、納得して泣けたのは 舞台全体をいろんな意味で把握できた3回目でした。もちろん どの回も終始笑いっぱなしだったですが・・・

 自殺を思いとどまるかどうかは、その人自身の問題だとは思うのです。ただ、鈴井さんの舞台で伝えていたように、自殺を考えたときに 「誰かに会う」と それが思いとどまるきっかけになることは確かだとは、思いました。その「誰か」になれなかった人は 辛く悲しむんだとも思うのです。残された人たちが苦しむのはそこなんですよね。

 今回の舞台、素晴らしい演技をした役者さん、悲しいまでに綺麗だった舞台美術と照明、せつなかった舞台音楽 そして私たち観客いろいろな「生と死」に対する思いが、鈴井貴之氏によって紡がれてできたものだなって 思うんですよ。 

 自殺を身近に経験した人、しなかった人。受け取り側の考え次第で いろんな解釈ができると思います。身近に感じたことがある人は、自殺の原因に関しての今回のメッセージには異論があるかもしれません。それを笑いにしてしますのは抵抗があるかもしれないです。でも、本人にはどんなに深刻であっても、第3者にすれば こんな レベルの受け止め方なんだろうなと、3回目の鑑賞の際には納得している自分がいました。

 一見、コミカルで可愛い(?)存在である赤いキツネと緑の狸がかなりえぐい発言をしているのも、笑顔で「現実」を突き付けきてるので、ちょっと怖くもありました。

 

 

 

 

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