出光美術館の「青磁の美 -秘色の探求」を見てきました。
そとは、一時期のあの焦げ付くような暑さはなかったものの、あいもかわらぬ高温多湿の世界。
一方、館内は しっかりと効いた空調による空気の冷たさと、青磁特有の陶器の肌が目にも涼しくて、夏ならではの企画とうれしくなってしまいました。
「中国では・・・・金はもちろん貴重品でしたが、それ以上に"玉"を至高のものとする独特の美意識が存在します。・・・・青磁が"秘色"と表現される深みのある釉色を理想とし、最も中国人の琴線にふれるものであったからであるということができます。そして独特の釉色の原点は玉にあり、その色沢の再現こそが2000年の青磁焼造のエネルギー源であったのしょう。」(抜粋 長谷部楽爾氏の論考「青磁と中国陶磁史」より 出光美術館図録「青磁と美~秘色の探求」2006)
この館内にも掲示された一文です。目からうろこ、中国青磁の美しさと由来を知ることができました。
今回は、シルクロードによって青磁の技術のみが運ばれ、再現されたエジプトの青磁の破片も展示されていたのですが、その価値観までは伝わってなかったことがわかる「ベタな」陶器の肌の色でした。
展示されていた初期の青磁の色は 青緑ではなく「茶」のものもあって、それがもとの色なのか 酸化してそのような色になったのか・・・・・焼き物に関してド素人な茶丸は、その辺の疑問がのこったままになっています。
誰か教えてくれ~
お土産に 今回の図録と展示品の絵葉書、青磁の竜の形の箸置き、引合を購入。残念ながら、青磁といっても館内で見た中国青磁の色はそこにはなかったのですが、模様がきれいだったので気に入っています。
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